マガディーラ 勇者転生
Magadheera
Golconda Fort 005.jpg
撮影が行われたゴールコンダ城
監督 S・S・ラージャマウリ
脚本 S・S・ラージャマウリ
M・ラトナム
原案 K・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード英語版
製作 アッル・アラヴィンド英語版
B・V・S・N・プラサド英語版
出演者 ラーム・チャラン
カージャル・アグルワール英語版
デヴ・ギル英語版
シュリハリ
音楽 M・M・キーラヴァーニ
撮影 K・K・センティル・クマール英語版
編集 コータギリ・ヴェンカテーシュワラ・ラーウ英語版
製作会社 ギータ・アーツ英語版
配給 インドの旗 ギータ・アーツ
日本の旗 ツイン
公開 インドの旗 2009年7月31日
日本の旗 2018年8月31日[1]
上映時間 166分(オリジナル版)
139分(日本公開版)
製作国 インドの旗 インド
言語 テルグ語
製作費 ₹400,000,000[1]
興行収入 ₹1,500,000,000[2]
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マガディーラ 勇者転生』(マガディーラ ゆうしゃてんせい、原題:Magadheera)は、2009年に公開されたインドテルグ語英語版ロマンティックアクション映画S・S・ラージャマウリが監督を務め、脚本は父親のK・V・ヴィジャエーンドラ・プラサード英語版が務めた。輪廻を題材にしており、ラーム・チャランカージャル・アグルワール英語版デヴ・ギル英語版シュリハリが出演している。

撮影監督としてK・K・センティル・クマール英語版、編集技師としてコータギリ・ヴェンカテーシュワラ・ラーウ英語版が参加し、アクション・シーンはピーター・ハイン英語版とラム・ラム・ラクシュマンが指導している。特殊効果はR・C・カマルカンナンがアデル・アディリとピート・ドラパーの補佐を受けて作成し、テルグ語映画で初めて「ビジュアル・エフェクト・プロデューサー」がクレジットされた。

映画は4億ルピーの製作費をかけて製作され、興行収入は15億ルピーを記録し、2013年に『Attarintiki Daredi』が公開されるまでの間、テルグ語映画興行収入記録第1位を維持していた。また、公開日数は1,000日間を記録し、2005年公開の『チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター英語版』の記録を抜くロングランとなり、テルグ語映画として初めてBlu-ray化された。さらに第57回ナショナル・フィルム・アワード英語版では振付賞英語版視覚効果賞英語版[3]第57回南フィルムフェア賞英語版で6つの賞[4]ナンディ賞英語版で9つの賞[5]CineMAA賞英語版で10の賞を受賞している[6]

あらすじ

ハイデラバード

2009年、ハイデラバード。バイクレーサーの青年ハルシャはレースの賭金を持ち逃げしようとした胴元レシュマから賭金を取り戻し、バイクレースに参加するため友人と共に空港に向かう。その途中、バスを待つ女性の手に触れたハルシャは不思議な感覚に陥り、バス停に戻り女性を探す。彼はその場にいた女子大生に行方を尋ねるが、その女性こそが探していた女性インドゥだった。インドゥは自分を探すハルシャを不審に思い、「インドゥの友人」と名乗り彼をからかおうとする。しかし、交流を重ねるうちにハルシャが本気で自分のことを想っていることに気付き、次第に好意を寄せるようになる。

同じころ、インドゥの父プラテープは奪われた土地の権利を取り戻すため姉夫婦に対して訴訟を起こしたため、甥のラグヴィールに命を狙われる。しかし、インドゥに一目惚れしたラグヴィールは彼女を手に入れるためプラテープに取り入ろうと考え、自分の考えに反対した父を殺し、プラテープに「父が急死したので土地を返還する」と詫びを入れる。父娘の信頼を得たラグヴィールはインドゥを手に入れようとするが、謎の戦士に切りつけられる幻影を見るため彼女に触れることができなかった。不審に思ったラグヴィールはタントラ教の祈祷師ゴーラに相談を持ちかけ、自分が400年前にウダイガル王国のミトラヴィンダ王女を手に入れようとして死んだラナデーヴ将軍の生まれ変わりだと聞かされる。ラグヴィールはミトラヴィンダの生まれ変わりであるインドゥを手に入れるため、400年前に王女を守るため自分を殺した戦士カーラ・バイラヴァの生まれ変わりを殺そうとする。

ラグヴィールは部下たちを連れて街中を捜索し、そこでハルシャと出会う。彼がバイラヴァの生まれ変わりだと知ったラグヴィールは彼を殺そうと槍を投げるが、狙いが逸れて槍が配電盤に命中してパニックが起き、ハルシャを見失ってしまう。一方、ハルシャはバスに乗ったインドゥの手に触れて再び不思議な感覚に陥り、パニックで逃げ出した馬に乗りバスを追いかけ、インドゥの正体が「インドゥの友人」だと知る。ハルシャは自分をからかっていたインドゥに仕返しするため「インドゥに出会えた」と嘘をつき、彼女をゴールコンダに誘い出して友人と一芝居打つ。2人は両想いになるが、そこに偶然プラテープが現れて「インドゥがハルシャに襲われている」と勘違いし、ハルシャも彼女との仲を引き裂こうとしたプラテープを殴ってしまう。

ハルシャはプラテープの元を訪れて謝罪して結婚を認めてもらいが、直後にプラテープはラグヴィールに殺され、彼によってプラテープ殺しの濡れ衣を着せられてしまう。ショックを受けたインドゥはラグヴィールと共に父を搬送するためヘリコプターに乗り込む。ハルシャはインドゥの誤解を解くためヘリコプターに飛び乗るが、彼女に手に触れて不思議な感覚に陥ってしまい、その衝撃でヘリコプターから落下する。湖に落ちたハルシャは意識が遠のく中、前世の記憶を思い出す。

ウダイガル王国

1609年、ウダイガル王国。近衛軍の戦士バイラヴァは王女ミトラヴィンダと互いに想いを寄せていたが、彼女に横恋慕する軍司令官ラナデーヴはバイラヴァを疎ましく思っていた。インド全土の征服を目論むシェール・カーンの侵略軍が迫る中、国王ヴィクラム・シンは武勇を競う競技大会を開催するが、ラナデーヴは民衆の面前でミトラヴィンダのストールを剥ぎ取り辱め、自分の身を守れない彼女に王位を継ぐ資格はないと主張する。彼はストールを無人の馬車に乗せて走らせ、ストールを手に戻ってきた者をミトラヴィンダの婚約者にすることを彼女に認めさせる。バイラヴァは彼女の名誉を守るためラナデーヴからストールを奪い返して勝利し、敗れたラナデーヴは国外に追放される。しかし、武勇のため早死にする家の出身者と娘を結婚させることを躊躇したヴィクラムは、結婚を諦めるようにバイラヴァに伝え、彼はそれを受け入れる。

シェール・カーン軍が迫る中、王国に降りかかる大災厄を取り払うため、ヴィクラムは導師とミトラヴィンダにバイラヴァコーナで祈祷を行うように命じ、バイラヴァを護衛として同行させる。ミトラヴィンダは祈祷の場でバイラヴァに自分への想いを告げて欲しいと告げるが、彼はヴィクラムとの誓いを守り彼女の言葉を聞き入れなかった。そこに伝令が現れ、ラナデーヴがシェール・カーンと手を組み王宮を襲撃し、ヴィクラムが殺されたことを伝える。直後にシェール・カーン軍がバイラヴァたちに攻撃を仕掛け、バイラヴァとミトラヴィンダ以外の兵士たちが全滅する。シェール・カーンは100人斬りの伝説を持つバイラヴァに100人の精鋭を差し向け、勝利すれば2人の命を助けると約束する。

バイラヴァは傷つきながらも100人斬りを成し遂げ、シェール・カーンは彼の武勇に敬意を表して約束を果たそうとする。しかし、ラナデーヴから「王女と王国を引き渡すという誓いを守れ」と迫られ手を引き、ラナデーヴは満身創痍のバイラヴァに襲いかかる。ラナデーヴは自分の妻になることを拒否したミトラヴィンダに短剣を投げつけ致命傷を与え、激怒したバイラヴァに首を斬り落とされる。ミトラヴィンダはバイラヴァに「私の手に触れてほしい」と懇願するが力尽きて崖下に転落し、バイラヴァも彼女を追って飛び降りるが、彼女の手に触れることはできず2人とも崖下に姿を消す。残されたシェール・カーンはバイラヴァの雄姿を称え、彼の転生をシヴァ神に祈願する。

バイラヴァコーナ

前世の記憶を取り戻したハルシャはシェール・カーンの生まれ変わりの漁師ソロモンに救助される。回復後、ハルシャはラージャスターン州のラグヴィールの屋敷に向かい、彼に対決を宣言する。ラグヴィールの元を訪れたゴーラは「惑星が集まる間インドゥが記憶を取り戻さなければ、永遠に前世の記憶は失われる」と告げるが、それを聞いたハルシャはインドゥを連れ出してバイラヴァコーナに向かう。ハルシャはインドゥに前世の記憶を思い出させようとするが彼女はハルシャを拒絶し、駆けつけたラグヴィールの元に戻ろうとする。しかし、400年前にミトラヴィンダが描いたバイラヴァの壁画を見つけたインドゥは前世の記憶を思い出す。

激高したラグヴィールはハルシャに襲いかかるが、ハルシャの剣技に圧倒される。ラグヴィールの部下はヘリコプターのローターでハルシャを殺そうとするが、助けにきたソロモンに自動車を衝突させられ墜落し、地上にいたラグヴィールの部下たちも逃げ出してしまう。観念したラグヴィールはインドゥを道連れに崖下に飛び降りようとするが、ハルシャが投げつけた剣によってインドゥを掴んでいた腕を斬り落とされ、彼だけが崖下に転落する。ソロモンはハルシャとインドゥを助けようとするが、その場で愛を語り合う2人を見て呆れ返ってしまう。

キャスト

ラーム・チャラン
カージャル・アグルワール
カメオ出演