ユナイテッド航空
United Airlines
United Airlines (N2250U) Boeing 777-322ER landing at Sydney Airport.jpg
IATA
UA
ICAO
UAL
コールサイン
UNITED
法人番号 3700150005378 ウィキデータを編集
設立 1926年4月6日
(Boeing Air Transportとして)
ハブ空港 シカゴ・オヘア国際空港
デンバー国際空港
ヒューストン・インターコンチネンタル空港
ロサンゼルス国際空港
ニューアーク・リバティー国際空港
サンフランシスコ国際空港
ワシントン・ダレス国際空港
グアム国際空港[1]
焦点空港 アメリカ
マイレージサービス Mileage Plus
会員ラウンジ ユナイテッドクラブ
(United Club)
航空連合 スターアライアンス
親会社 United Continental Holdings Inc.
保有機材数 785機(242機発注中)
就航地 373都市
本拠地 イリノイ州 シカゴ
代表者 Oscar Munoz(CEO)
外部リンク http://www.united.com/
備考
日本支社所在地
東京都港区海岸1-9-1
浜離宮インターシティ4・5階
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77 West Wacker - シカゴにあるユナイテッド航空の本部

ユナイテッド航空(ユナイテッドこうくう、英語: United Airlines)は、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴに本拠を置く航空会社

概要

2002年12月に経営破綻し、連邦倒産法第11章を申請したが、再建後の2010年10月にコンチネンタル航空合併し、旅客キロベースで世界最大の航空会社となった。航空連合スターアライアンスの中心的存在で、約800機を保有し、世界373都市に就航している。

歴史

レイモンド・ローウィがデザインした4世代前の塗装のダグラス DC-8型機

設立

もともとはボーイング社の創始者であるウィリアム・ボーイングによって設立された「ボーイング・エアー・トランスポート」である。ボーイングは、航空関連企業数社の連合体として航空機の製造から運航までを手がける会社ユナイテッド・エアクラフト・アンド・トランスポートを設立し、ボーイング・エアーはその運航部門となった。しかし、1934年に独占禁止法反トラスト法)によって分割され、航空機の製造部門はボーイング、エンジンなどの製造部門は現在のレイセオン・テクノロジーズ、運航部門はユナイテッド航空として改めて独立した。同時にユナイテッド航空は、ボーイング運航部門とともに「パシフィック・エア・トランスポート」、「ナショナル・エア・トランスポート」、そして、初めて有償旅客を乗せて米国横断便を運行した「ヴァーニー・エアラインズ」の経営を受託する形で発足している[2]

世界最大規模

第二次世界大戦前よりアメリカ国内線においてアメリカン航空と1、2を争う大きなシェアを持っており、ソビエト連邦国有のアエロフロート・ソ連航空を除くと「世界最大の航空会社」と言われていた(アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空イースタン航空が「ビッグ4」と呼ばれていた)。一方、国際線は1970年代のジミー・カーター政権による航空自由化後もカナダメキシコなどの近距離国際線しか運航していなかった。

日本/アジア路線

日米航空交渉の結果、1983年4月3日に成田 - シアトル線を就航し、日本乗り入れが始まった(成田に乗り入れる米系航空会社としては、パンアメリカン航空ノースウエスト航空に次ぐ3社目)[3]。1985年に当時経営難にあえいでいたパンアメリカン航空の太平洋路線を譲り受け(実際の運航が切り替わったのは1986年2月13日)、日本発アジア各地への無制限以遠権を獲得したため、日米路線の増発や日本経由アジア各地への拡大を実施した。これにより日本を中心としたアジア路線は大きな収益源になった。また同時に太平洋路線を大幅増便し、競争力を増強した。

アメリカ同時多発テロ事件

2001年に発生した9.11同時多発テロでは、アメリカ国内線の175便93便ハイジャックされてテロリズムに使われた。そのため、利用客が激減して経営が悪化し、連邦倒産法第11章の適用を受けたが、運航は継続した。その後、経営再建に成功し、連邦倒産法第11章の適用から外れた。

コンチネンタル航空との合併

3代目塗装、4代目塗装、5代目塗装の機体が並ぶ様子

2008年6月にスカイチーム加盟のコンチネンタル航空との提携を発表。その後2010年5月2日にコンチネンタル航空と合併することを取締役会で決定した[4]。アメリカ航空業界の寡占化が進むことから合併阻止の訴訟が起きたが[5]アメリカ合衆国司法省は8月27日に合併を承認した[6]。10月1日、両社は持株会社ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス英語版United Continental Holdings, Inc. NYSE: UAL[7]を設立して経営統合し、新会社のCEOにはコンチネンタル航空のスマイゼックCEOが就任。米・デルタ航空に代わる世界最大の航空会社グループが誕生した。両社はあくまでも「対等合併(MERGER OF EQUALS)」であり、新会社名はユナイテッド航空となり本社がシカゴに置かれる一方、機体デザインやロゴマークにはコンチネンタル航空のものが採用された。これにより1974年より永らく親しまれたUAのシンボル「フライングU(同社職員は「チューリップ」と呼んでいた)」マークは姿を消すこととなった。経営統合より1年半の間、両社はそれぞれ独自の運航を継続していたが、2012年3月3日以降すべてユナイテッド航空の便名となった[8]

現在

成田国際空港に並ぶユナイテッド航空機

アメリカ合衆国国内線のみならずアジア、ヨーロッパ、南北アメリカなど世界各国へ路線網を広げている。近年は機材の航続距離が伸びたこともあり、アメリカ各都市から近年経済成長が著しいアジア各都市へのノンストップ便を増加したが、成田国際空港アジアにおける準ハブ空港と位置づけ、ロサンゼルスやサンフランシスコ、ワシントンD.C.やホノルルにデイリー(毎日)もしくはダブルデイリー(1日2便)で運航している。首都圏以外では関西国際空港からアメリカ本土直行便を担当し、通常期はB777B787型機を投入して運航している。さらに地方発着の太平洋諸国線ではB737などを用いてグアム線などを定期運航している。なお、かつてパン・アメリカン航空の太平洋線を買収した際、機材や従業員とともに日本に対する無制限の以遠権も手に入れた。このため、ノースウエスト航空の以遠権を引き継いだデルタ航空とともに、発着枠があれば日本から多くの第三国都市への路線開設が可能である。さらに合併したコンチネンタル航空のハブであったヒューストン国際空港において、アジアと中南米およびカリブ海諸国など多種多様な乗り換え需要に応えることが可能となった。B787シリーズを主力機材に位置づけたうえで、アジアや南米路線も充実させつつあり、2016年5月からは中国内陸部の都市西安に、西海岸サンフランシスコから無着陸で直行する便、さらにはサンフランシスコ国際空港およびロサンゼルス国際空港からシンガポール国際空港へ無着陸で運航する超長距離国際便を開始した。いずれも同社保有のB787を使用して運航する。

世界初

ほかにも、機内食工場の設立、フライトシミュレータでの訓練、eチケットの開発・技術提供などが挙げられる。

塗装の歴史

グローブ塗装に変わる際、従来のロゴマークの愛好家たちによる、「チューリップを守れ(save the tulip)」という反対運動が起こった[要出典]

ユナイテッド航空 歴代塗装
塗装名 使用期間 画像 備考
スター・アンド・バー(初代塗装)
チューリップ(2代目塗装) 1974年 - 1993年 初めて尾翼にチューリップロゴが描かれたが、これはチューリップを表していると同時に、「UNITED」の「U」も表している。それにちなんでそのマークは「フライングU」という愛称がつけられ、4代目まで続くことになる。
バトルシップ(3代目塗装) 1993年 - 2004年 尾翼のチューリップロゴが小さくなった。全体的にグレーの色が目立ち、この色は名の通り軍艦を表す。
ライジングブルー(4代目塗装) 2004年 - 2010年 青くて鮮やかな塗装に変化。チューリップロゴは3代目塗装でいったん小さくなったが、この塗装で再び拡大。塗装名は、機体の色から「ブルーチューリップ」とも呼ばれる。
グローブ(5代目塗装) 2010年 - 2019年 コンチネンタル航空との統合時に、そのままコンチネンタル航空が使用していた塗装を受け継いだものである。名の通り尾翼には地球儀が描かれ、長年使用されたチューリップロゴは姿を消した。
ラプソディー・ブルー / ユナイテッド・ブルー / スカイブルー(6代目塗装) 2019年 -
ユナイテッド新塗装
2019年4月24日に新塗装を発表[9]。現行の787塗装をベースに白と青(「ラプソディー・ブルー」、「ユナイテッド・ブルー」、「スカイブルー」の3種類)を基調としたデザインに仕上げ、胴体のロゴは大きくなった[9]。新塗装1号機はボーイング737-800型機(登録記号:N37267)で、今後787を含めた既存の機材を新塗装にするほか、新造機についても製造当初から新塗装で受領される[9]

就航都市

広大な路線網

アメリカ国内線や隣国のメキシコ、カナダをはじめ、日本韓国中国シンガポールブラジルイギリスオーストラリアなどに多数の国際線を運航しており、現在69か国108空港へ乗入れている。また、スターアライアンス加盟航空会社を中心とした他社とのコードシェア便も多数運航している。

機内サービス

実際に提供された「きつねらあーめん」

スターバックスのコーヒーがユナイテッド航空の全路線・全クラスで提供されていたが、現在は「Freshbrew Journeys Coffee」に変更された。また、太平洋線のうちシカゴ以東と日本を結ぶ路線では「きつねらーめん」[3](2007年ごろまでは「きつねらあーめん」〔ママ[4])というカップラーメン東洋水産製)が軽食として提供されていたが、こちらも提供が終了している。

2008年8月1日から、国際線の太平洋線およびアジア内路線のエコノミークラスにおけるアルコール飲料が有料になった。1杯6米ドルで、日本円、香港ドル人民元オーストラリアドルでの支払いも可能。一部クレジットカードでの支払いも可能。国内線のエコノミークラスの機内食はすでに有料であり、2009年3月23日からはクレジットカードまたはアメリカで通用するデビットカードのみの支払いとなる。

2009年8月1日から、国際線の太平洋線およびアジア内路線のエコノミークラスにおけるアルコール飲料が再び無料となった。

2012年10月1日から、国際線の太平洋路線およびアジア・ミクロネシア域内のエコノミークラスではビールとワイン以外のアルコール飲料が再度有料化された。2016年より、イリーのコーヒーが無償で提供されることになっている。また、日本発着の太平洋路線に限り日本酒は無料提供が継続されている。

座席構成は大まかに分けて、次のように分類される。

  • B757-200、B767-300ER、B777-200ERの一部 - ユナイテッドグローバルファースト(ファーストクラス)、ユナイテッドビジネスファースト(ビジネスクラス)、ユナイテッドエコノミープラス(プレミアムエコノミークラス)、ユナイテッド・エコノミー(エコノミークラス)の4クラス
  • B757、B767(-300ERの一部と-400ER全機)、B777-200の一部、B787 - ユナイテッドビジネスファースト、ユナイテッドエコノミープラス、ユナイテッド・エコノミーの3クラス
  • A319A320、B737の一部 - United First、ユナイテッドエコノミープラス、ユナイテッド・エコノミーの3クラス
  • B737の一部とユナイテッドエキスプレス使用機の一部 - United First、ユナイテッド・エコノミーの2クラス
  • Q300を含むユナイテッドエキスプレス使用機の一部 - ユナイテッド・エコノミー

なお、2016年12月よりビジネスクラスの新シート「ユナイテッド・ポラリス」が導入された[15]。おもな特徴は、サックス・フィフス・アベニューと提携して開発した高級寝具、有名シェフの故チャーリー・トロッターに賛同する人々からなるトロッタープロジェクトのシェフと提携したビジネスクラスミールの提供などである[16]

機内誌

機内誌

Hemispheres』(ヘミスフィアズ)は、アメリカ合衆国の大手航空会社ユナイテッド航空機内誌である。毎月、ユナイテッド航空の全路線、全便に搭載される。ユナイテッド航空が2012年買収を完了したコンチネンタル航空の機内誌『Continental』も『Hemispheres』に統合された。


座席の特徴

ユナイテッド・ポラリス

2016年12月1日に導入された、従来のユナイテッドグローバルファーストやビジネスファーストに変わるビジネスクラス。国際線用機材ボーイング777-300ERで提供され、今後ボーイング787-10エアバスA350-1000などの機材に順次導入されていく予定。1-2-1配列となり、どの座席からも直接通路へ出られるようになっている。また中央2席に電動式のプライバシーディバイダーが設けられた。ユナイテッドグローバルファーストやビジネスファーストと同じフルフラットで、フルフラット状態で198センチの長さになる。

ユナイテッドグローバルファースト

ボーイング747のグローバルファーストの席

グローバルファーストはユナイテッド航空のファーストクラスで、国際線用機材ボーイング747-400、ビジネスクラスを除いた3クラス制のボーイング777-200、ボーイング767-400ERで提供されている。フルフラット仕様になり、席は6.5フィート(2メートル)の長さになる。座席にはビデオオンデマンド機能を備えた液晶個人モニターが備えられている。そのほかヘッドレストや大きなテーブル、iPod用コンセント、120ボルトの電源プラグやアメニティが備えられている。

ビジネスファースト

前後に向き合った席の仕様(ボーイング767-300の例)

ビジネスクラスである。広々としたレッグルームと大きな革製のシートが特徴で180度水平になるフラットベッドシートがすべての座席に備わっており、読書灯はいつでも明かりを調節することができる。グローバルファーストと同じように優先搭乗、優先保安検査、ユナイテッド航空のラウンジ(もしくはスターアライアンスのラウンジ)を利用することができる。

ユナイテッド・エコノミープラス

ユナイテッド・エクスプレスが運航する機材では機内前方にある。ユナイテッド・エコノミーよりも3 - 5インチほど席幅が大きくなっている。

ユナイテッド・エコノミー

席幅は31センチ。2 - 5インチ席を倒すこともできる。ボーイング777とボーイング787には個人用パーソナルモニターがある。国際線用機材では機内でWi-Fiも完備されている。中南米やカリブ海発着便は2016年からスナックが無料で提供されることになっている。

系列および提携会社

ユナイテッド・エクスプレス

ユナイテッドエキスプレスのエンブラエル170型機

ユナイテッド航空のアメリカ国内における多くの地域(コミューター)路線の運航は、「ユナイテッド・エクスプレス」ブランドで行っている。

ユナイテッド・エキスプレスは、ユナイテッド航空のハブ空港とアメリカおよびカナダの小さな都市との間で、比較的小規模なコミューター航空会社がユナイテッド航空との契約の元自社機にユナイテッド航空の塗装を施し、ユナイテッド航空の便名を使って運航しているものである。なお、機材だけでなく操縦士や客室乗務員などもコミューター会社が提供している。

ユナイテッド航空本体と同じくスターアライアンスの各種サービスを受けることができる。

Ted

TedのエアバスA320型機

かつて、ラスベガスメキシコカンクンなど、レジャー路線向けの格安航空会社ブランドとしてTed(テッド)があったが、2009年運航終了。名前の由来は、「United」の最後の3文字から取ったものである。

マイレージプラス

ユナイテッド航空が行っているFFPマイレージ・プラス」にはユナイテッド航空、Ted、ユナイテッド・エキスプレスのほかに、スターアライアンス加盟航空会社でのマイル加算ができるマイレージプログラムである。

日本国内ではJCBUCカードクレディセゾンがそれぞれ提携クレジットカードを発行している。学生カードも各社で発行(在学中年会費無料)されている。

ユナイテッド航空のサイト内にある「マイレージプラスモール」から、提携先のショッピングサイトに飛ぶとその時点で買い物した金額によってマイルが加算される(参考)(同様のシステムはノースウエスト航空でも行われている)。ほかにもホテルレンタカーなどの提携先も他航空会社と比較して多い。

このプログラムで加算されたマイルは、ほかのアメリカ系航空会社と同様に「36か月に1回のマイル増減で、さらに36か月有効期限が延長される」という特徴を持っていたが、2007年1月19日に「18か月に1回のマイル増減で、さらに18か月有効期限が延長される」というルールに変更されることが発表された。そして2019年8月28日以降、既存のマイルも含めてマイルの有効期限が撤廃され、無期限となった。

提携航空会社

スターアライアンスの中心的航空会社の1社であるため、おもに同アライアンスに所属する航空会社と提携している。スターアライアンス加盟航空会社のほか、下記の航空会社と個別に提携している。

以前はアロハ航空とも提携していたが、同社が2008年3月31日をもって旅客運航を停止したことに伴い提携解除となり、同4月1日からユナイテッド航空が運航する成田-ホノルル路線で行う予定だったコードシェアも取り消しとなった。アロハ航空のハワイ-アメリカ本土路線休止の余波を受けた顧客の輸送支援については、提携関係にあったユナイテッド航空が主に担当した[18]。また、ジェットエアウェイズは2019年4月に経営破綻した。

スターアライアンス加盟会社とのコードシェア便

ユナイテッド航空はスターアライアンスの創立会員の1社で、スターアライアンス加盟航空会社とのコードシェア便を運航している。

運航機材

リスト

2019年8月現在、ユナイテッド航空の機材は以下の航空機で構成される。

ユナイテッド航空 機材一覧[19]
機材 保有数 発注数 座席数 備考
F C PY Y
エアバスA319‐100 75 31 8 120 128 2020年までに全機126席仕様へ改装予定
12 114 126
エアバスA320‐200 99 4 12 138 150
エアバスA350-900 45 A350-1000から発注変更により導入予定時期は2022年に延期

機齢の古いボーイング777-200、200ERを置換予定

ボーイング737-700 40 19 12 114 126 ほとんどの機材がDIRECTV搭載機[20]、一部グアム路線用機材
ボーイング737-800 141 16 150 166 うち2機がスターアライアンス特別塗装機、一部グアム路線用機材
ボーイング737-900 12 20 159 179 全機DIRECTV搭載機
ボーイング737‐900ER 136 20 159 179
ボーイング737MAX 9 14 21 20 159 179 現在、運航停止中
ボーイング737MAX10 100 現在、納入停止中
ボーイング757-200 56 16 153 169 うち1機がスターアライアンス特別塗装機
28 114 142 大陸横断路線用機材

ボーイング737MAXが運航再開され次第、退役予定

ボーイング757-300 21 24 210 234
ボーイング767-300ER 37 30 184 214 うち1機はスターアライアンス特別塗装機

2019年以降、一部の機材は167席仕様へ改装予定

46 22 99 167
ボーイング767-400ER 16 39 201 240 うち1機はスターアライアンス特別塗装機
39 203 242
ボーイング777-200 19 28 336 364 エアバスA350-900へ置換予定
ボーイング777-200ER 55 48 221 269 うち5機はスターアライアンス特別塗装機

機齢の古い機材はエアバスA350-900に置換予定

50 217 267
50 24 202 276
ボーイング777‐300ER 18 4 60 24 266 350
ボーイング787-8 12 - 36 183 219 世界で初めてボーイング787シリーズ全3機種を導入したオペレーター
ボーイング787-9 25 13 48 204 252
ボーイング787-10 9 5 44 21 253 318
785 242

ユナイテッド航空が発注したボーイング社製航空機の顧客番号(カスタマーコード)は22で、航空機の形式名は747-122、747-422、777-222ERなどとなる。ただし、コンチネンタル航空から引き継いだ機材は、コンチネンタル時代のカスタマーコード24が与えられているため、航空機の形式名は737-824、777-224ERなどとなる。

画像


備考

ユナイテッド航空は、前述のように元々はボーイング社(エンジンはプラット・アンド・ホイットニー)の空運部門であり関係も深いが、分割・独立後はボーイング以外の機種も採用している。ボーイング787やボーイング737などはプラット・アンド・ホイットニー製のエンジンが選択できないため、例外としてB787においてはGEnx、B737においてはCFM56であるように他社のエンジンを使用しており[21]、最初のジェット旅客機として選んだのもボーイング707ではなく、ライバルであるダグラス社[22]DC-8であった。同時期にはフランス製のシュド・カラベルを導入していた実績もあり、その流れからか現在でも小型機ではエアバスA320シリーズを大量に運航し(ただしエンジンはプラット・アンド・ホイットニーとロールスロイスの合弁会社であるIAE製である)、さらにエアバス社にA350 XWBを発注するなど[23]、現在はそれほどのこだわりもないようである。

また、コンチネンタル航空と合併したときに同社が保有していたボーイング777や767[24]、757[25]はユナイテッド航空が元来保有していた同型機とエンジンメーカーが違うことになり、ユナイテッド航空自体が規模を拡大したことにより機材の重複や余剰が発生して非効率になっている機材もあり、機材のリストラやリプレースを進めている。

ボーイング787は、2012年9月25日に6社目のカスタマーとして、初号機(機体番号:N20904)を受領[26]。各種訓練を実施したあと、11月4日よりヒューストンシカゴ線より就航開始となり、その後サンフランシスコロサンゼルスニューアークワシントンクリーブランドデンバーのアメリカ国内7路線に就航。順次、展開路線を増やしている。

B787初号機の受領にあたり、最新鋭機材を強くアピールするため、胴体にウェーブ状なゴールドラインの帯をまとう塗装となり[27]、座席配置はビジネスファースト36席、エコノミープラス63席、エコノミークラス120席の3クラス219席仕様となる。この機材を使用して、2013年3月31日をめどに成田 - デンバー線の直行便にも就航予定[28]であったが、使用予定機材のB787がバッテリートラブルのため世界的に運航停止になったため、同路線の就航は2013年6月10日に延期された。それに先立ち2013年1月3日から成田 - ロサンゼルス線を就航したが、前述の運航停止によって同社のB787は同路線運航中に運航停止が決定したため、同機が1機2013年1月16日到着便から新バッテリーユニットに改修されて回航される2013年5月まで、しばらく成田空港に留め置かれていた。

2014年9月4日には、ニュージーランド航空ANAに続いて3社目となるB787-9の初号機(機体番号:N38950)が引き渡された[29]。この導入分から機内Wi-Fiを搭載を搭載しており、それ以降の導入はB787-8・B787-9・B787-10を問わずすべて機内Wi-Fiが搭載される。まず、先行してヒューストン - ロサンゼルス線で就航したあと、2014年10月26日の冬スケジュールからはロサンゼルス - メルボルン線の長距離国際線へ就航。その後も導入が進み、一時は運用の間に合いで成田 - ロサンゼルス線にもB777-200ERに代わって運航していたが、2015年冬ダイヤからは787-9で固定されている。

2017年6月14日の成田発サンフランシスコ行きUA838便をもってB747-400の日本路線投入は終了し、翌15日からは新仕様のビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」を装着したB777-300ERを成田 - サンフランシスコ線に投入開始。その他の日本路線については、777-200ERや787などを路線需要に応じた機材にて運航する。また同年11月7日のサンフランシスコ発ホノルル行きUA747便をもって747は全機退役。この特別便の使用機材には「UNITED」ロゴを「United 747 friend ship」ロゴに変更したN118UAが起用され、有終の美を飾った。

退役機材

リスト

航空事故

ユナイテッド航空は、ほかの主要な航空会社と同じく、複数の航空事故を起こしている。