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ヨドバシカメラ マルチメディア梅田
Yodobashi Camera
Multimedia Umeda Store
Yodobashi Umeda Tower 20191104.jpg
ヨドバシ梅田ビル
地図
店舗概要
所在地 530-0011
大阪府大阪市北区大深町1-1
座標 北緯34度42分15.1秒 東経135度29分46.7秒 / 北緯34.704194度 東経135.496306度 / 34.704194; 135.496306座標: 北緯34度42分15.1秒 東経135度29分46.7秒 / 北緯34.704194度 東経135.496306度 / 34.704194; 135.496306
開業日 2001年11月22日
正式名称 ヨドバシカメラマルチメディア梅田
施設所有者 株式会社ヨドバシカメラ
施設管理者 株式会社ヨドバシ建物
敷地面積 1万6,270m²
延床面積 11万3,548m²
商業施設面積 91,954m²
中核店舗 ヨドバシカメラ
店舗数 59
営業時間 9:30 - 22:00
駐車台数 1,000台
前身 大阪鉄道管理局庁舎(旧・JR西日本本社ビル

OSAKA梅田ゴルフドーム
Yodobashi-Camera logo.png
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ヨドバシ梅田ビル
ヨドバシ梅田ビル正面
情報
用途 店舗
設計者 レールシティ西開発株式会社[1]安井鹿島設計共同体
施工 鹿島建設株式会社
管理運営 株式会社ヨドバシカメラ
構造形式 SRC造
敷地面積 1万6,270 m²
延床面積 11万3,548 m²
階数 地下2階地上13階建
竣工 2001年11月
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ヨドバシ梅田タワー
情報
用途 店舗ホテル
設計者 五洋建設株式会社 一級建築士事務所
施工 五洋建設
管理運営 株式会社ヨドバシカメラ
延床面積 約10万5,200[2]
階数 地下4階地上35階建
着工 2017年
竣工 2019年11月
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ヨドバシ梅田(ヨドバシうめだ)は、大阪府大阪市北区大深町(JR大阪駅前)にある複合商業施設。大手家電量販店の「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」をはじめ、2019年に新たに誕生したLINKS UMEDAを中心にファッションやレストランなどの多数のテナントが入居しているほか宿泊特化型ホテルも併設している。日本の家電量販店の中で最大の規模の店舗で、またマルチメディア梅田は単独店舗で年商1,000億円を上回る[3]。家電量販店としてはは売上高・売場面積ともに開業以来日本一であり、日本有数の規模の都市型商業施設である。

歴史

出店までの経緯

元々は旧大阪鉄道管理局庁舎(JR発足後はJR西日本本社屋)が置かれていた場所だが、旧国鉄の債務縮減のため、便利で地価が高い一等地を明け渡すことになり、JR西日本本社が現在の本社社屋(大阪市北区芝田2丁目)へ移転後の1992年に取り壊された。バブル崩壊後、長期的な用途が決まらないまま長らく更地のままとなっていた。長期的な用途が決定しない期間には、ドーム型ゴルフ練習場や木下大サーカス会場などとしても利用されたこともある。

その後、1997年になってようやく土地の競争入札が行われ、当初は三越パルコによる落札が有力視されていたが[4]、500億–600億円と予想されていた落札価格を大幅に上回る1,010億円でヨドバシカメラが落札した。

出店の理由

ヨドバシカメラは首都圏、及び東日本を中心に店舗を展開してきたが、出店空白地域である西日本に店舗展開するための足がかりとして、西日本最大の都市である大阪市に大型店舗(旗艦店)を作る必要があった。また、大きなターミナル駅を擁する梅田地区は集客が見込めることもあった。

ただし、当時の年間売上高が2千数百億円の同社にとって、1,010億円という土地の落札価格はあまりにも高額であることと、当時の関西地区では同社店舗の知名度は低かったこともあり、採算性を疑問視する見方もあった。

このような懸念があったにもかかわらず、開業日には予想をはるかに超える客が押し寄せたことや、関西地方ではあまり馴染みがなかったポイント制度への申込客が多かったことなどを挙げて、楽観的な見通しを論評するメディアもあった[5]

ヨドバシ梅田タワーの建設

その後、ヨドバシカメラは同地に商業棟(地上13階・地下2階)とオフィス棟(地上33階)の2つのビルを建設する計画を発表し、敷地の南半分には約1年半の工期を経て2001年に商業棟が開業した。

一方でオフィス棟となる予定だった北半分については暫定的に平面駐車場として利用されていたが、一部報道により2013年春を目処に大型商業施設として着工し、2015年頃に開業する事を検討していると発表された[6]。しかし後に計画が変更となり、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」(地上34階・地下4階)としてホテルを併設した商業施設を2017年夏に着工し、2019年秋に竣工させることが発表され、それに伴い着工前の2017年4月には平面駐車場及び駐輪場が閉鎖された[7][2]

また、大阪駅北側周辺の歩行者の回遊性を上げることを目的にグランフロント大阪大阪ステーションシティペデストリアンデッキで接続するほか、観光バスの発着スペースが設けられる予定となっている[2]。入居するホテルは阪急阪神ホールディングスの子会社である阪急阪神ホテルズに決定し、ホテルの名称や開業時期についての詳細は調整を重ねた結果[8][9]、2019年3月20日にホテル名を「Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA(ホテル阪急レスパイア大阪)」と命名し、2019年11月にオープンすることが発表された[10]。その後、2019年6月3日にタワー側の名称も「ヨドバシ梅田タワー」と正式決定した[11]。7月には、タワー側の専門店街の名称を「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」と決定した[12]。「LINKS」にはたくさんの“LINK”が生まれる場所という意味が込められている。2019年11月16日にタワー部下層階の店舗が開業した(上層部のホテルは同年11月27日開業)。

フロア構成

開業当初は地下1階から4階がヨドバシカメラの売場であったが、4階にあったゲーム・おもちゃ売場を5階に移動し売場を拡大した。夏季限定で13階の駐車場スペースを利用したビアガーデンを開設していたが、高い壁に囲まれているため眺望が極めて悪いほか風が通りづらいこともあって「蒸し暑い」などの理由で不評だったため、2004年限りで営業を終了した。

地下2階は、食料品売場(グルメディア食品館)があったが、いかりスーパーマーケット(JR大阪駅御堂筋口)や成城石井(阪急梅田駅、ホワイティうめだ)との競争に晒されていたことや売上不振のため、2005年6月に閉鎖した。その後、同階は閉鎖されたまま1年以上使われていなかったが2006年7月20日、エスカレーターを移設するなどの改修の上、5階にあったゲーム・玩具・自転車売場を地下2階に移した。ただし、同年11月10日、ゲーム・玩具売場は再度5階に移動し、このさいに面積を大幅に拡大している。また、同年9月30日をもって1階の「opti cafe」および5階のFashion Zone部分の全店舗が撤退または移転した。2006年12月15日には、7階の東側に「ユニクロ」の大型店が出店した。なお、食料品売場の跡地は旅行用品・自転車・文具売り場となっており、特に旅行用品売場は日本でも屈指の品揃えとなっている。

2011年5月に大阪駅ノースビルディング(三越伊勢丹・ルクアが核テナント)が完成後はファッションフロアが苦戦するようになり、同年10月を持ってコムサストアが一時撤退している。10月上旬からヨドバシ梅田館内の改装工事が行なわれ、同年12月1日にリニューアルオープンした。コムサストア跡地のうち、1階から4階はヨドバシカメラの売場拡大、5階と6階は専門店街 (Fashion Zone)、7階は「コムサスタイル」「コムサスタイルスーツ」「アイビーコムサ」(コムサストアの縮小移転)となった。また従来地下2階へのエスカレーターは東側しか設置されていなかったが、リニューアルを機に西側にも設置されるようになり、館内の回遊性が向上された。

ヨドバシカメラマルチメディア梅田

ヨドバシ梅田の核テナント。ヨドバシカメラの関西地区1号店として2001年11月22日に開業した。

デパート風の建物、広い売場、豊富な品揃え」に加え、「カフェ、レストラン街、ファッション衣料雑貨専門店の併設」というこれまでの家電量販店のイメージを覆すものであり、業界に大きな衝撃を与えた。

また、開業初日は22万人の来客数があり、その翌日からの3連休(11月23日-11月25日)では95万人以上(3日間の合計)の来客数を記録した[13]

開業以降、関西地区の家電量販店の勢力図は激変した。特に、従来から大阪における家電の街として著名であった日本橋電気街(でんでんタウン)の多くの店舗は、郊外型の大型店舗に押されていたところに、都心型の大型店舗の登場により、撤退を余儀なくされ、現在のようなサブカルチャーの街に変わるきっかけとなった。

ヨドバシ梅田は、開店以降一貫して、日本国内の家電量販店としては最大の売場面積・売上高を誇っている[14]2006年3月10日には、難波地区にヤマダ電機の都市型店舗「LABI1 なんば」が開業し、これらに先んじてなんば店を開店させていたビックカメラや関西基盤の家電量販店を含めた大阪地区での家電量販店の競争がいっそう激しくなっている。

LINKS UMEDA

LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)は、2019年11月16日に開業した[15][16]ヨドバシ梅田タワー及びヨドバシ梅田側上層階のテナント群の総称。地下1階から8階までの全フロアでヨドバシカメラマルチメディア梅田と連接している。都心の一等地でありながらユニクロニトリといった主に郊外型ショッピングセンターに出店しているテナントが多く入居しており、ファミリー層をターゲットとすることで周辺の百貨店ファッションビルとの棲み分けを図っている。もともとのヨドバシカメラマルチメディア梅田とリンクス梅田との2館体制での売上高は初年度で1700億円、5年後は2000億円を見込み、国内最大級の商業施設を目指す[17]

地下1階は、「LINKS MARCHE Eat&Walk」としてスーパーマーケットと20店舗以上の飲み屋で構成される。スーパーマーケットは2005年6月に撤退して以来14年ぶりの入居となり、近商ストアの「食品専門館ハーベス」と明治屋の「明治屋PROVISIONS & WINES」が入る。

1階には、梅田のバス乗降所不足解消の為、東京など各地へ向かう高速バス及び観光バスのバスターミナルが整備される。

ホテル阪急レスパイア大阪

ホテル阪急レスパイア大阪
Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA
ホテル概要
正式名称 ホテル阪急レスパイア大阪
ホテルチェーン 阪急阪神第一ホテルグループ
運営 阪急阪神ホテルズ
階数 1階(入口)・9階(ロビー・フロント・レストラン・宴会場)・12階(客室) - 35階
レストラン数 1軒
部屋数 1030室
シングル数 0室
ダブル数 414室
ツイン数 397室
駐車場 あり(地下2階-地下4階・ヨドバシ梅田と併用)420台
開業 2019年令和元年)11月27日
最寄駅 JR大阪駅
阪急大阪梅田駅
阪神大阪梅田駅
Osaka Metro梅田駅西梅田駅
最寄IC 阪神高速道路梅田出入口
所在地 〒530-0011
大阪府大阪市北区大深町1-1
公式サイト 公式サイト
補足 トリプル171室、フォース48室
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ホテル阪急レスパイア大阪(ホテルはんきゅうレスパイアおおさか、Hotel Hankyu RESPIRE OSAKA)は、タワー側の上層部に位置する阪急阪神ホテルズ運営の宿泊特化型ホテル。訪日外国人向けに特化した[10]「ホテル阪急レスパイア」ブランドの第一号店。「RESPIRE」は「rest(心身を癒す)」と「inspire(活力をもたらす)」から取ったものだが、「respire」自体にも呼吸するという意味がある。

「OSAKA Japanese Style」をテーマにした大阪府花の「梅」・阪急阪神沿線の田園風景をイメージした「田園」・ゴールドを差し色に使った「大阪城」のカラースキームを取り入れている。部屋数は1,030室と同社運営の大阪新阪急ホテルの961室をも上回る。

各フロアの概要

※各フロアのテナント詳細は、公式サイト(ヨドバシカメラマルチメディア梅田LINKS UMEDAホテル阪急レスパイア大阪)を参照。

ヨドバシ梅田側

  • 9階–13階:駐車場
  • 8階:LINKS DINING(飲食店街)
  • 6階–7階:LINKS UMEDA
  • 地下2階–5階:ヨドバシカメラ

ヨドバシ梅田タワー側

  • 12階–35階:ホテル客室
  • 9階:ホテルロビー、フロント、日本庭園、イタリアンレストラン、宴会場
  • 2階–8階:LINKS UMEDA及び店舗側ホテル入口(2階)
  • 1階:LINKS UMEDA、ホテル車寄せ・入口、高速バス/観光バス発着スペース
  • 地下1階:LINKS MARCHE Eat&Walk
  • 地下2階–地下4階:駐車場

施設の特徴