株式会社三菱UFJ銀行
MUFG Bank, Ltd.
Mitsubishi UFJ Financial Group.svg
Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ 2018.jpg
種類 株式会社
機関設計 監査等委員会設置会社
市場情報 非上場
略称 MUFG Bank
本社所在地 日本の旗 日本
100-8388
東京都千代田区丸の内二丁目7番1号
北緯35度40分42.6秒 東経139度45分51.2秒 / 北緯35.678500度 東経139.764222度 / 35.678500; 139.764222座標: 北緯35度40分42.6秒 東経139度45分51.2秒 / 北緯35.678500度 東経139.764222度 / 35.678500; 139.764222
設立 1919年大正8年)8月15日
(株式会社三菱銀行[広報 1]
業種 銀行業
法人番号 5010001008846 ウィキデータを編集
金融機関コード 0005
SWIFTコード BOTKJPJT
事業内容 金融業
代表者 園潔代表取締役会長
三毛兼承(代表取締役頭取執行役員)
資本金 1兆7,119億5,800万円
発行済株式総数 127億773万8,122株
売上高 連結:4兆8,639憶87百万円
単体:3兆5,682億49百万円
(経常収益)
経常利益 連結:8,512億41百万円
単体:6,244億64百万円
純利益 連結:4,871億83百万円
単体:6,632億15百万円
純資産 連結:12兆8,695億67百万円
単体:10兆9,139億54百万円
総資産 連結:253兆3,121億57百万円
単体:225兆5,969億92百万円
従業員数 単体:33,524人
決算期 3月31日
主要株主 三菱UFJフィナンシャル・グループ:100%
外部リンク https://www.bk.mufg.jp
特記事項:数値は2019年3月期有価証券報告書による[広報 2]。従業員数は、臨時従業員を含まない。
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三菱UFJ銀行のデータ
統一金融機関コード 0005
SWIFTコード BOTKJPJT
法人番号 5010001008846 ウィキデータを編集
店舗数 国内750
海外72
貸出金残高 87兆8,779億86百万円
預金残高 152兆8,706億74百万円
特記事項:
店舗数は同行ウェブサイトによる[広報 3]。 貸出金残高、預金残高は、2019年3月期有価証券報告書による[広報 4]
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東京営業部・新丸の内支店および事務拠点が入居していた大手町ビル(2012年解体)
多摩ビジネスセンター(東京都多摩市

株式会社三菱UFJ銀行(みつびしユーエフジェイぎんこう、英語: MUFG Bank, Ltd.)は、本店を東京都千代田区に置く、三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の都市銀行。3大メガバンクの(都市銀行の)一角を占める。

概要

2006年1月1日東京三菱銀行(BTM)とUFJ銀行(UFJ)が合併して「三菱東京UFJ銀行」として誕生した。当初は2005年10月1日を合併日と発表していたが、みずほ銀行における勘定系システムの失敗事例を教訓に、合併時のコンピューター・システムの接続作業に万全を期するため、合併が3ヶ月延期されている。存続会社は東京三菱銀行であり、金融機関番号(0005)や本店所在地も東京三菱(起源は三菱銀行)と同じである。なお、SWIFTコードについては東京銀行をそのまま引き継いでいる[注 1]。登記上は1月1日に商号変更、1月4日に合併となっている[注 2]

旧UFJ銀行の前身である三和銀行の流れを引き継ぎ、大阪市京都市堺市指定金融機関を受託している[注 3]。また、同じく旧UFJ銀行の前身である東海銀行の流れを引き継ぎ、愛知県および名古屋市の指定金融機関も受託している。一方、旧BTMはいずれの都道府県・政令指定都市の指定金融機関にもされていなかったが、東京都公営企業出納取扱金融機関東京都交通局等)を旧:第一勧業銀行・旧:富士銀行と共に引き受けていたことから、現在はみずほ銀行と共に受託している。

外国為替専門銀行であった東京銀行時代の流れで、東京・大阪の各国際線主体の空港ターミナルビル内には成田空港支店、成田空港支店成田空港第2ビル出張所[注 4]、大阪中央支店関西空港出張所[注 5] がそれぞれ設置されている[注 6]。また名古屋営業部中部国際空港出張所は、地元愛知県でも店舗網が強かった、旧UFJの流れで設置された出張所である[注 7]

また東京銀行時代より発行されてきた割引金融債(「ワリトー」等)については、1996年の東京三菱銀行発足以降も6年間は特例として発行を認められたため、当行発足後も旧東京銀行店舗およびその承継店舗で債券償還(払い出し)の取り扱いを継続している。

なお、前身のひとつである東京三菱銀行は公的資金の返還を早期に完了させるなど、旧4大メガバンクの中では財務の健全性が強い銀行であった。不良債権処理の遅れたUFJ銀行を統合した事により、公的資金注入行に再転落したが、2006年6月9日にはその返済も完了させている。これを受け、1998年から自粛していた政治献金も、銀行業界の先陣を切って再開する方向で調整に入っていたが、不良債権処理を完了させてその間法人税を免除されたのに[1] 政治献金の再開は国民感情を逆撫でするという批判を受けて見送りとなる。

2007年1月、カブドットコム証券が同行を所属業者とする銀行代理店業務を行うこととなり、「三菱東京UFJ銀行カブドットコム支店」(旧東京三菱店扱い)が開設された[広報 5]

2008年には同行が設立関与したインターネット専業銀行であるじぶん銀行(現:auじぶん銀行)を所属業者とする銀行代理店業務を締結し、当行窓口や店舗設置のメールオーダーで同行の普通預金新規口座開設の媒介を行っている。

2009年1月を以て新システム移行が完了して、旧東京三菱店と旧UFJ店の共同店舗化も活発に行われているが、2013年6月現在も旧東京三菱店と旧UFJ店の間の(システム上での)店舗統合は一切行われておらず、発表もされていない[注 8]。ただし、各種振込手数料について共同店舗間の振込は「同一店宛」の手数料が適用される[注 9]

2005年12月31日までの「三菱東京」は三菱東京フィナンシャル・グループ(MTFG)を指し、2006年1月1日以降の「三菱東京」は三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱東京UFJ銀行を指すため、誤表記を招く要因となっている。

合併後の金融機関名称が長く、愛称で呼ばれることも多くなっている。合併前の地盤を引き継ぎ、関東周辺や銀行業界では「東京三菱」ないし「三菱」と呼ばれることが多いが、もともとUFJ銀行の前身である三和銀行・東海銀行の地盤だった近畿地方や東海地方では「UFJ」と呼ばれることが多い。

当行の前身にあたる三菱銀行の流れから三菱グループの企業で構成される三菱金曜会や三菱広報委員会に加盟する一方[広報 6][広報 7]、UFJ銀行の前身にあたる三和銀行の流れから三和グループの企業で構成される三水会みどり会にも加盟している[広報 8]

2017年5月、2018年4月1日を目途に法人貸出等業務を三菱UFJ信託銀行から会社分割方式によって移管すると発表した[2][3]。またこれにあわせ、商号を「三菱東京UFJ銀行」から「三菱UFJ銀行」に変更(英文名もThe Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ, Ltd.からMUFG Bank Ltd.に変更)することも発表[4]。2018年4月1日、商号を「三菱東京UFJ銀行」から「三菱UFJ銀行(英文名:MUFG Bank Ltd.)」に商号変更した(SWIFTコードのみは旧東銀のBOTKJPJTを継続)。 持株会社は2005年秋の再編時点で既に「三菱UFJフィナンシャル・グループ」になっており、これにそろえた形となる[5]

沿革

三菱東京UFJ銀行 明石支店に設置されている看板(2006年から2015年に設置されたもの)
  • 2006年(平成18年)
    • 1月 - 三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)傘下の東京三菱銀行がUFJ銀行を合併し、株式会社三菱東京UFJ銀行に商号変更。
    • 4月 - スーパーICカードからクレジットカード機能を独立させた「ICクレジットカード」の発行を開始。
    • 5月22日 - 個人預金者が自動化手段で行う同行および三菱UFJ信託銀行本支店宛振込(先述)の手数料を無料化。
    • 5月25日 - KDDIと折半出資でネットバンク設立準備会社のモバイルネットバンク設立調査株式会社(現:auじぶん銀行)を設立。
  • 2007年(平成19年)
  • 2008年(平成20年)
    • 5月12日 - 東京三菱店(旧:東京三菱銀行)の国内預金勘定系システムを新システムへ移行する作業を実施。同日より、旧銀行の識別マークのない通帳が発行開始された。
    • 5月12日 - セブン銀行ATMにおいて、新システムへの統合が完了した旧東京三菱店口座(全店が対象)のキャッシュカード出金が不能となるシステムトラブルが約2万件発生。
    • 6月26日 - じぶん銀行(現:auじぶん銀行)が開業。同行を所属業者とする銀行代理業務(口座開設申込取次)を開始。
    • 7月7日 - UFJ店(旧:UFJ銀行)の国内預金勘定系システムを新システムへ統合するシステム統合作業を店舗毎に段階的に開始。このシステム統合で旧東海銀行の通帳は統合が完了した店舗発行分は使用不可となった(新通帳への切り替えは全店の窓口で即時に可能)。
    • 8月1日 - 三菱UFJニコスを完全子会社化(同年8月8日に持株の一部を農林中央金庫へ譲渡)。
    • 10月20日 - 全国のJAバンク農協・都道府県信連)とのATM・CD相互出金無料提携を開始。
    • 12月15日 - UFJ店の勘定口座を新システムへ統合する作業が全て完了し、UFJ店のATM以外のシステム統合作業が完了。
  • 2009年(平成21年)1月19日 - UFJ店のATM端末を新システムへ統合する作業が全て完了。全店のATMの画面・メニューが新システム仕様に更新され、これを以て全てのシステム統合作業が完了。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)12月 - 信用保証委託先をそれまでの三菱UFJニコスからジャックスとする個人向け無担保証書貸付ローン(マイカー教育ローン等)の取扱開始(リフォームローンについては2006年に開始済)。
  • 2014年(平成26年)
    • 4月22日 - ミャンマーのコーポラティブ銀行とミャンマーマイクロファイナンス銀行との業務協力で合意したと発表[6]
  • 2015年(平成27年)
  • 2016年(平成28年)
  • 2017年(平成29年)
    • 2月9日 - イギリスの健全性監督機構に「過去の取引に関する当局への情報提供が不十分」として罰金を科される[12]
    • 4月 - 東京都杉並区に「企業主導型保育所」を開設[13]
  • 2018年
    • 4月1日 - 株式会社三菱UFJ銀行(英文名:MUFG Bank, Ltd.)に商号変更[14][15]
      行名変更後の三菱UFJ銀行小岩支店
      行名変更後の三菱UFJ銀行小岩支店
    • 8月1日 - MUFGの関西拠点となる「大阪ビル」(大阪市中央区)竣工式[16]
行名変更直後の西院支店。三菱東京UFJ銀行末期のデザインを踏襲している。