おおふなとし
大船渡市
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大船渡市旗 大船渡市章
大船渡市旗 大船渡市章
1952年12月25日制定
日本の旗 日本
地方 東北地方
都道府県 岩手県
市町村コード 03203-4
法人番号 6000020032034 ウィキデータを編集
面積 322.51km2
(境界未定部分あり)
総人口 35,361[編集]
推計人口、2020年1月1日)
人口密度 110人/km2
隣接自治体 釜石市陸前高田市気仙郡住田町
市の木 マツ
市の花 ツバキ
市の鳥 ウミネコ
大船渡市役所
市長 戸田公明
所在地 022-8501
岩手県大船渡市盛町字宇津野沢15番地
北緯39度4分54.8秒東経141度42分30.8秒座標: 北緯39度4分54.8秒 東経141度42分30.8秒
市庁舎位置

大船渡市役所(2010年(平成22年)3月撮影)
外部リンク 公式ウェブサイト

大船渡市位置図

― 市 / ― 町 / ― 村

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大船渡市中心部周辺の空中写真。画像左上付近が市役所のある盛地区。その南側の港の西岸に広がる市街地が大船渡町地区である。1977年撮影の15枚を合成作成。
国土交通省 国土画像情報(カラー空中写真)を基に作成。
南側から見た大船渡港と大船渡市街地(2013年6月1日)

大船渡市(おおふなとし)は、岩手県南部の太平洋沿岸地域に所在する都市である。

概要

岩手県陸前高田市や宮城県気仙沼市とともに三陸海岸南部(陸前海岸)の代表的な都市のひとつであり、旧・陸前国気仙郡域に属する。市の一帯は典型的なリアス海岸となっており、市域は三陸復興国立公園のほぼ中央に含まれている。

主要な産業のひとつは水産業であり、市の沖合いには、「世界三大漁場」ともいわれる北西太平洋海域(三陸漁場)となっている。大船渡港は、岩手県内で唯一の重点港湾に指定されている。また市内各地に石灰石鉱山があり、大船渡湾奥には太平洋セメント大船渡工場が稼働している。

2011年平成23年)3月11日に発生した東日本大震災では市域に大津波が襲来、各所に甚大な被害が生じた。

2011年平成23年)7月16日神奈川県鎌倉市大船にて岩手県復興支援イベント「大船to大船渡」がスタート。以後毎年行われている。

2016年平成28年)8月30日平成28年台風第10号が統計以来初めて東北に上陸した。

地理

自然

  • 山地:五葉山、今出山、氷上山、飛定地山
  • 河川:盛川、鷹生川、吉浜川、浦浜川、綾里川、須崎川、立根川、後ノ入川
  • 湖沼:五葉湖(鷹生ダム)
  • 近海・沿岸の地形:

    国が指定した豪雪地帯に属する(岩手県全域)。ケッペンの気候区分では温暖湿潤気候である。岩手県三陸地方は、沖合いで寒流千島海流暖流日本海流がぶつかるため、海流の影響を受けている。夏は海からの風が入りやすく基本的には涼しいが、軒並み真夏日を越える日が多く、やませの影響も受け、冷夏となる年も多い。冬は東北地方内では比較的温暖とされるが、冬型の気圧配置下では太平洋側に特有の晴天が多く放射冷却現象による冬日と最高気温5℃程度の日が続く。南岸低気圧の通過により雪が降るが、豪雪地帯に指定されているにもかかわらず積雪量は他の三陸や東北南部の都市と比べても特に少なく、最深積雪は多くの年で7cm~15cm程度で、大雪になっても20~25cm程度である。

    隣接する市町村

    cf. 岩手県の市町村全図 :≪外部リンク≫ 県内各市町村”. (公式ウェブサイト). 岩手県. 2011年4月18日閲覧。
    • Flag of Kamaishi, Iwate.svg釜石市 :北部で隣接。
    • 気仙郡 住田町 :北西部で隣接。
    • cf. 

      大船渡市は、大船渡町の大船渡駅前周辺と、盛町の盛駅西口周辺に市街地が展開している。行政・司法の中心は盛町、交通・商業の中心は大船渡町である。 市の中心部については光ファイバー網が普及しているが、一歩中心部から離れるとADSL(基地局からの距離によってはISDN)が利用されている。 このため、医院等は診療データをネット経由でやり取りすることが出来ずネット過疎が原因[要出典]の医療過疎地域が増えてきている。

      周辺都市への距離

      南方向
      北方向
      西方向(山側)
      • 一関 - 92km(気仙沼経由)
      • 2011年平成23年)3月11日14時46分18秒、マグニチュード9.0の東北地方太平洋沖地震が発生し、大船渡市は大船渡町猪川町震度6弱、盛町で震度5弱を観測した[1]。 さらにこの地震が引き起こした大津波によって市の中心部は壊滅した[2][注 1]

        • 港湾空港技術研究所の調査によれば、津波の最大波高(浸水高)は大船渡港茶屋前地区の商工会議所ビルで9.5mに達した[3][2](検潮所の想定を上回る高さであったため、正確な観測値は得られていない[4])。また、遡上高[注 2]は綾里湾最奥部にある三陸町綾里の白浜地区で23.6mに達し、大船渡湾側にある大船渡駅北側の大船渡保育園付近でも10.8mを記録した[3][4]
        • 3月23日:大船渡市災害復興局の設置[6]
        • 4月9日:この時点で大船渡市は、人的被害は死者287人・行方不明者230人・避難者6,785人、建物被害は住家全壊約3,500棟、一部損壊床上浸水件数は調査中、床下浸水多数[2]
        • 4月11日:被災地支援のために商船三井が岩手県の各港に派遣したクルーズ客船ふじ丸」が、一つ目の目的地である大船渡港に寄港し、大船渡市の避難者を船上サービスで支援した[7][8][9]。同船はその後、大船渡港に3日間、釜石港に2日間、宮古港に2日間停泊し、それぞれ1,786人・593人・2,072人、計4,451人の避難者に利用された[7][8][9]
        • 5月12日:大船渡市復興計画策定委員会の設置[13]
        • 6月1日:この時点で、人的被害は死者320人・行方不明者140人、建物被害は住家全半壊3,629棟、一部損壊床上浸水件数は調査中、床下浸水多数[14]
        • 6月2日:市は、将来的にも危険性が高いとの判断から、津波被害が大きかった浸水地域に建築制限をかける方針を公示する[15]

歴史

年表

近世以前
近代以降

行政区域の変遷(市町村制施行以後)