小幡駅
Meitetsu-Obata-Sta.jpg
1999年に橋上駅舎となった4代目駅舎(2005年2月)
おばた
OBATA
ST09 瓢箪山 (1.0km)
(1.3km) 喜多山 ST11
所在地 名古屋市守山区小幡南一丁目21-21
駅番号 ST  10 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 瀬戸線
キロ程 8.6km(栄町起点)
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 相対式 2面2線
乗車人員
-統計年度-
6,797人/日(降車客含まず)
-2018年-
開業年月日 1905年明治38年)4月2日
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小幡駅(おばたえき)は、愛知県名古屋市守山区小幡南にある、名鉄瀬戸線である。駅番号はST10

歴史

瀬戸線開業と同時に設置された駅である。駅南方のタイル工場などからの地域の貨物輸送の要として、また計画中であった龍泉寺線への分岐駅として設置された。

1933年昭和8年)から1977年(昭和52年)まで存在した2代目駅舎は、瓦葺きの洋風ドーム型の丸屋根が特徴的であった[1][2]。この2代目駅舎は、1500V昇圧、栄町乗り入れ工事の一環で解体された。また、同工事の際には、貨物取扱設備も撤去された。3代目駅舎は鉄骨造りとなり、あわせて駅北側の店舗も整備された。

1990年代に入ると小幡駅前第一種市街地再開発事業[注釈 1]が具体化し、周辺建物の立退等が始まり、本格的に駅及びその周辺の再開発工事が開始された。1998年(平成10年)4月には、小幡駅は建て替えのため仮駅舎[注釈 2]へ移転し、3代目駅舎は解体された。

1999年平成11年)5月22日、4代目駅舎が完成し、橋上駅舎化[注釈 3]され、地上には6両編成対応ホームが整備された。その後、仮駅舎の撤去工事を経て、西側階段の使用が開始された。

年表

  • 1905年明治38年)4月2日 - 愛知県東春日井郡小幡村に、瀬戸自動鉄道開業と同時に開設。
  • 1933年昭和8年) - 2代目駅舎使用開始[1]
  • 1977年昭和52年) - 2代目駅舎解体[2]
  • 1978年(昭和53年)
  • 1984年(昭和59年)9月 - 自動改札機設置[5]
  • 1999年平成11年)5月22日 - 4代目駅舎が完成し、使用を開始。
  • 2000年(平成12年) - 中部の駅百選に選定。
  • 2006年(平成18年)12月16日 トランパス導入。
  • 2011年(平成23年)2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
  • 2面2線ホーム橋上駅。ホームの有効長は6両分相当。

    番線 路線 方向 行先
    1 ST 瀬戸線 下り 尾張瀬戸方面[6]
    2 上り 栄町ゆき[6]

    ホームと改札の間にエレベーターが設置されている。また南北にある駅入口と改札口がある2階の間にもそれぞれエレベーターが設置されており、バリアフリーに完全対応している。

    配線図

    小幡駅 構内配線略図

    尾張瀬戸方面
    小幡駅 構内配線略図
    大曽根・
    栄町方面
    凡例
    出典:[7]


    駅周辺

    • アクロス小幡 (北隣)
    • 守山区役所 (北 350m)
    • 守山保健センター(守山区役所と同一庁舎)
    • 守山福祉会館(守山区役所隣接)
    • 守山児童館(守山福祉会館に併設)
    • 名古屋市立守山東中学校
    • 名古屋市立小幡小学校(守山区役所北に隣接)
    • 名古屋市立苗代小学校
    • 愛知県警守山警察署小幡派出所(守山区役所西に隣接)
    • 守山郵便局 (北西 500m)
    • 東春信用金庫守山支店
    • 小幡緑地公園西園
    • 小幡緑地公園本園
    • 生玉稲荷神社
    • 長慶寺
    • 名古屋市立守山養護学校
    • 太田屋醸造(白醤油醸造元)
    • 瀬戸街道(愛知県道61号名古屋瀬戸線
    • 竜泉寺街道(

      最寄のバス停は、小幡名古屋市交通局名古屋市営バス)。北口にある小幡交通広場に設置されている。発着する路線は以下の通り。

      • 上社12系統:上社~小幡~緑ヶ丘住宅
      • 曽根11系統:大曽根~小幡~印場駅・緑ヶ丘住宅
      • 茶屋11系統:茶屋ヶ坂~小幡~緑ヶ丘住宅
      • 守山11系統・守山巡回系統:上飯田~小幡~新守山駅
      • 小幡11系統:新守山駅~小幡~本地住宅・大森車庫
      • 森.新系統:大森車庫~小幡~新守山駅
      • 志段味巡回系統:小幡~東谷山フルーツパーク

      廃止されたバス路線

      以前は、瀬戸・赤津方面、尾張旭・長久手方面、竜泉寺・高蔵寺方面の名鉄バスや森林公園・瀬戸方面の国鉄バス・JRバスなども数多く運行されていたが、徐々に廃止され、2001年名古屋ガイドウェイバスガイドウェイバス志段味線ゆとりーとライン)の開業により、市バス以外は全廃となった。

      その後、2001年より名古屋空港へ直通する名鉄バスが運行されていたが、利用客の低迷で2003年に廃止された。 また過去には西側2つ目の踏切(瀬戸街道小幡西交差点南側方向の道路)付近に小幡駅西口バス停があり、名鉄バスセンターと小幡住宅を結ぶバスが停車していたが、こちらは昭和55年までには廃止された。

      利用状況

      • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は12,084人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中29位、瀬戸線(20駅)中4位であった[9]
      • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は13,092人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中28位、瀬戸線(19駅)中4位であった[10]
      • 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の一日平均乗降人員は12,170人であり、この値は名鉄全駅中30位であった[11]
      • 名古屋市統計年鑑によると、当駅の一日平均乗車人員は以下の通り推移している。
        • 2004年度:5,530人
        • 2005年度:5,692人
        • 2006年度:5,564人
        • 2007年度:5,613人
        • 2008年度:5,749人
        • 2009年度:5,527人
        • 2010年度:5,545人
        • 2011年度:5,555人
        • 2012年度: 5,746人
        • 2013年度:6,000人
        • 2014年度:6,097人
        • 2015年度:6,271人
        • 2016年度: 6,447人
        • 2017年度: 6,650人
        • 2018年度: 6,797人

      隣の駅

      名古屋鉄道
      ST 瀬戸線
      急行準急(準急は当駅以東各駅に停車)
      大曽根駅(ST06) - 小幡駅(ST10) - 喜多山駅(ST11)
      普通

      注釈

      1. ^ 小幡駅周辺約1.2haを再開発する事業であり、ABCの3つの街区と駅前交通広場の整備を内容とするもので、駅はB街区に含まれていた。1993年平成5年)事業計画決定、1994年(平成6年)7月7日権利変換期日。同事業は、守山文化小劇場を含むアクロス小幡(B街区、1999年(平成11年)4月24日完成)、駅舎(B街区、同年5月22日完成)、駅前交通広場(2000年(平成12年)完成)、アクロス小幡西館(A街区、2002年2月完成)の整備を経て、2001年(平成13年)度内に完了した。
      2. ^ この仮駅舎は、いわゆるプレハブ小屋で、現在のアクロス小幡西館辺りにあった。ホームごとに改札が別になっていて、栄町方面の改札口は夜間は無人になっていた。ホームや改札がとても狭く、自動改札機も設置されていなかったため、仮駅舎とはいえ、乗降客の多いラッシュ時には不向きだった。
      3. ^ 計画段階においては高架駅化されることが検討されたが、最終的には盛り込まれず橋上駅としての整備となった。現在、喜多山駅を中心とした小幡 - 大森・金城学院前駅間で高架化事業が進捗中であるが、この高架化事業にも小幡駅の高架駅化は含まれていない。

      出典

      1. ^ a b 徳田耕一『名古屋近郊電車のある風景今昔』JTB、2003年、167頁。ISBN 978-4533045981
      2. ^ a b 名古屋鉄道 1世紀の記録(アルファベータブックス、2017年1月 刊)p.24
      3. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、1042頁。
      4. ^ 清水武「名鉄・瀬戸線栄町乗入れ開始」『鉄道ピクトリアル』第355巻、電気車研究会、1978年12月、 70-71頁。
      5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、570頁。
      6. ^ a b 駅時刻表:名古屋鉄道・名鉄バス、2018年2月24日閲覧
      7. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
      8. ^ 駅前の小幡交差点が瀬戸街道との分岐であるが、北に直進し長慶寺の門前に向かい、門前より右に曲がり現道と合流するルートが龍泉寺街道の旧道である。
      9. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
      10. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
      11. ^ 名古屋鉄道(編集)『名鉄 1983』名古屋鉄道、1983年、36頁。

      関連項目