東岡崎駅
MT-Higashi-okazaki-station-building.jpg
駅舎と岡ビル百貨店(2019年9月)
ひがしおかざき
HIGASHI OKAZAKI
NH12 男川 (2.2km)
(1.3km) 岡崎公園前 NH14
所在地 愛知県岡崎市明大寺本町4丁目70
駅番号 NH  13 
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 名古屋本線
キロ程 29.8km(豊橋起点)
駅構造 地上駅(半高架)
ホーム 島式 2面4線
乗降人員
-統計年度-
40,015人/日
-2018年-
開業年月日 1923年大正12年)8月8日
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東岡崎駅(ひがしおかざきえき)は、愛知県岡崎市明大寺本町四丁目にある名古屋鉄道名古屋本線である。当駅は市名を冠するJR岡崎駅に比べると市役所や岡崎城などに近く、中心市街地の一角にあり、岡崎市の中心的な役割を担っている。。駅番号はNH13manacaの利用が可能である。

歴史

東岡崎駅周辺地区整備事業

2005年(平成17年)2月20日、ユニー東岡崎店が閉店[13][14]。これをきっかけとして、同年2月15日に地域住民と地元商店街の商人で構成される東岡崎駅周辺整備研究懇談会が発足。同懇談会は、1年間に及ぶ議論を取りまとめた報告書を2006年(平成18年)3月31日に岡崎市長に提出した[15][16]

岡崎市は、2006年(平成18年)7月7日から東岡崎駅交通結節点整備検討会を随時開催。2008年(平成20年)3月には東岡崎駅交通結節点整備基本計画を発表。駅を橋上化し、北口に西側デッキと東側デッキの2つの構造をもつペデストリアンデッキを建設、新駅ビル直下にバスターミナルを整備するというものであったが[17][16]、高架することにより圧迫感がある、駅前が暗くなるなどの反対意見が寄せられたため、基本計画は頓挫する[18]。このため、駅前広場北側から駅前の道路をまたぐ1本だけに規模を縮小し、残る動線の確保は交差点の改良などで対応する代替案が出された。

2013年(平成25年)4月1日、橋上東改札口が供用開始。

2014年(平成26年)8月28日、市は、東改札口から北東方面に向かうペデストリアンデッキを建設すると発表した。

2019年(令和元年)11月2日、「明大寺交通広場」と名付けた広場には高さ9.5メートルの徳川家康の銅像が設置され[19][20][21]、ペデストリアンデッキは「北東街区有効活用事業」として市が整備を進めている上明大寺町2丁目14番地の土地に接続した[22][23]。上明大寺町の同地に建設された複合商業施設「オト リバーサイドテラス」もオープンした[24]

駅名

1923年愛知電気鉄道が岡崎に進出した際、岡崎市内には乙川の西側に西岡崎駅(現・岡崎公園前駅)、東側に東岡崎駅の2駅が設置された。西岡崎駅が岡崎公園前駅へ改称された後は対となる駅名が無くなり、中心地にもかかわらず東岡崎駅と名乗ることをいぶかしむ声も聞こえたという[25]。「ひがおか[25]」と略されることがあり、駅周辺地区整備事業の広報媒体にも使用されている[26]

このような経緯によって命名された駅名のため、後に東海道本線に新設された西岡崎駅とは無関係である。

駅構造

南口
北口

島式2面4線の地上駅で橋上駅舎を有する。地形の都合上西側が高架となっている。改札口は地下の1ヶ所と橋上駅舎内の1ヶ所の計2ヶ所で、出口は地下改札北口と地下改札南口と橋上駅舎入口の3つ。南口はJR発足後の1989年に地下通路を延長して新設、整備された。

駅のホームの幅はやや狭く、特に名古屋方面のホームは朝ラッシュの時間帯に人でいっぱいになる。売店は名古屋方面のホームに設置されていたが、2008年10月に閉店し自販機コーナーとなった。2006年2月1日に改札口正面に観光案内所が設置された。

のりば
番線 路線 方向 行先 備考
1 NH 名古屋本線 下り 金山名鉄名古屋方面[27] 副本線
2 本線
3 上り 豊橋豊川稲荷方面[27] 本線
4 副本線

4番線は1985年に設けられたもので、それまでは1番線が上下副本線の役割を兼ねていた。そのため、現在でも上り線から1番線に出入りすることができる。また、上り線名古屋側から2番線に入ることもできるが、出発信号機がないため豊橋側に発車することはできない。現在、上り列車が下りホームから発車することはないが、当駅終着の上り列車が下り線側に到着するものが深夜帯にある。

上り営業列車が当駅で折り返す場合は、上りホームに到着後、豊橋側本線上に引き上げ、渡り線を通って下りホームに入線する。これにより、進入時の信号待ちがなく、同一ホームでの乗り換えが可能となっている。なお、名古屋側・豊橋側とも片渡り線であるため豊橋側から3・4番線への入線、3・4番線から名古屋側への発車はいずれもできない。

1番線の名古屋側に留置線(但し、有効長は4両分)が1本あり、当駅始発または増結の下り列車に使用する

名鉄では通常、停車場(場内・出発信号機がある駅)に停車する列車に対しては本線に入れる場合でも場内信号機に注意信号を現示して進入させるが、当駅の2番線(下り本線)については進入部のポイントが55km/h制限で十分減速でき、駅の先に踏切がないため、進行現示で進入させている。

長年、発車標はソラリー式が使用されてきたが、2010年12月8日にフルカラーLED2段表示の列車案内が改札口とホームに設置され、12月23日から使用開始された。同時に2番線にあった乗車位置案内は撤去された。さらに、駅自動放送も、近年の名鉄主要駅で普及しつつある、「種別・行き先」の順に読み上げるタイプのものに変更された。

2010年12月24日に橋上駅舎とともに使用開始されたエレベーターは従来の地下改札口へは繋がっておらず、ホーム豊橋寄りに新たに設置された橋上駅舎内にある東改札口に繋がっている。橋上駅舎へはエスカレーターでも繋がっている。橋上駅舎から駅南側へは直接出られない(駅南側にある名鉄協商の駐車場3階につながっているため階段を下りれば一応行ける)。橋上駅舎に有人窓口はなく、ミューチケットはタッチパネル式の自動券売機で売られている。

4番線が新設される以前は普通列車の系統・運用が当駅で完全に分かれており、1番線に両方面行きの2列車が同時に停車して発車待ちをする場面が長らく見られた。

北口にある駅ビルは1958年(昭和33年)の建造で、2階と3階に岡ビル百貨店が入居している。地域史・絵葉書研究家の生田誠は、「ここだけ時間が止まっているのではないかと思わせる雰囲気を持っている」としている[28]

配線図

東岡崎駅 構内配線略図

豊橋方面
東岡崎駅 構内配線略図
知立・
名古屋方面
凡例
出典:[29]


利用状況

東岡崎駅(赤)と岡崎駅(橙・青)の年間乗車人員の推移(愛知統計年鑑による数値[30]
  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は37,583人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中4位、 名古屋本線(60駅)中3位であった[31]
  • 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は47,500人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中6位、 名古屋本線(61駅)中5位であった[32]
  • 『名鉄時刻表 1990 Vol.7』によると、1989年度下半期の1日平均乗降人員は42,536人であり、この値は名鉄全駅中7位であった。[33]
  • 『名鉄 1983』によると、1981年度当時の一日平均乗降人員は45,864人であり、この値は名鉄全駅中6位であった[34]
  • 『創立70周年記念 今日と明日の名鉄』によると、1960年度当時の一日平均乗降人員は31,523人であり、1963年度の値は41,645人であった[35]
  • 岡崎市統計ポータルサイトよると一日平均乗車、降車人員は下表のとおり。
年度別一日平均乗車・降車人員
年度 乗車人員 降車人員 乗降人員
2005年(平成17年) 18,997 19,132 38,129
2006年(平成18年) 18,827 18,993 37,820
2007年(平成19年) 18,678 18,861 37,539
2008年(平成20年) 18,624 18,794 37,418
2009年(平成21年) 18,190 18,337 36,527
2010年(平成22年) 18,201 18,331 36,552
2011年(平成23年) 18,213 18,445 36,658
2012年(平成24年) 18,366 18,566 36,932
2013年(平成25年) 18,689 18,894 37,583
2014年(平成26年) 18,541 18,712 37,253
2015年(平成27年) 19,095 19,289 38,384
2016年(平成28年) 19,442 19,626 39,068
2017年(平成29年) 19,742 19,933 39,675
2018年(平成30年) 19,912 20,103 40,015

名鉄の駅の中では、名鉄名古屋駅金山駅栄町駅に次いで、4番目に利用者が多い。名鉄の名古屋市内以外の駅、及び他の鉄道路線と接続していない名鉄の単独駅の中では、最も利用者が多い。

ダイヤ

普通列車の運転系統は一部を除いてこの駅で区切られている。名古屋方面からの列車のうち半分(毎時2本)は行き先と列車番号を変更して国府方面へ向かい、逆に国府方面からの列車は全て(毎時2本)が行き先を変更して名古屋方面へ向かうことになっている。よって、残りの名古屋方面からの列車(毎時2本)だけが東岡崎で折り返す。

2013年現在のダイヤでは、快速特急豊橋行きと普通伊奈行き、特急豊橋行き・急行(準急)豊川稲荷行きと普通東岡崎止め、急行岐阜行き・快速特急新鵜沼行きと普通犬山(豊明)行き、急行一宮行き・特急岐阜行きと普通岩倉行き(14時台まで)がそれぞれ緩急接続を行う。

当駅をはさんで準急のまま運転される列車は基本的になく、平日朝の国府行き1本を除き当駅で急行または普通に種別変更する。

1992年から1999年まで午前中の一部の特急(現在の快速特急)は知立駅を通過し、新安城駅にも停車しなかった(別の系統が停車)ため、当駅を出ると神宮前駅までノンストップだった。

名古屋本線神宮前駅以東で事故など何らかのトラブルが発生するとこの駅で打ち切りとなることが多い。

駅周辺

当駅は岡崎市街の南端に位置し、一級河川である乙川を挟んで市街中心部と向かい合う。駅前には、飲食店、商店、事業所等が多数立地し、近隣に岡崎城や六所神社といった観光地があり、宿泊施設も多数存在する。

また、2019年11月2日には駅の北口に飲食店、物販店、ホテル、駐輪場及び駐車場などで構成される複合商業施設オト リバーサイドテラス」が開業した[36][37][38][39]

北口

公共施設・官公署
教育機関
公園・観光地
商業施設
宿泊施設
  • スーパーホテル岡崎
  • 岡崎ニューグランドホテル
  • 岡崎第一ホテル
  • 岡崎第一ホテル イースト館
  • 岡崎シングルホテル
  • グランドイン東岡崎 (2019年オープン)
  • ホテルリブマックス岡崎 (2021年春オープン予定)
その他

路線バス

様々な方面へ向かうバスが発着し、岡崎市最大の交通結節点となっている。

北口

1番のりば(
9番のりば(名鉄バス)
  • JR岡崎駅(光ヶ丘経由)

南口

11番のりば(名鉄バス)
  • 竜美丘循環
12番のりば(名鉄バス)
13番のりば(名鉄東部交通
14番のりば(名鉄バス)
  • 美合駅(商工会議所前・緑丘経由)、緑丘(商工会議所前・上地三丁目経由)、JR岡崎駅(西口)(中之郷経由)
高速バスのりば