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ふくしまけん
福島県
Miharu Miharu-Takizakura Front 1.JPGMt.Shinobu-yama.JPG
Aquamarine Fukushima 20100124.JPGAizuwakamatsu Castle 04.jpg
Mt.Bandai from Lake Inawashiro 02.jpg郡山ビッグアイ201504.JPG
福島県の旗 Emblem of Fukushima Prefecture.svg
福島県旗 福島県章
日本の旗 日本
地方 東北地方
団体コード 07000-9
ISO 3166-2:JP JP-07
面積 13,783.90km2
総人口 1,829,644
推計人口、2020年6月1日)
人口密度 133人/km2
隣接都道府県 宮城県山形県茨城県栃木県群馬県新潟県
県の木 ケヤキ
県の花 ネモトシャクナゲ
県の鳥 キビタキ
県の歌
県民の日
福島県県民の歌
8月21日
福島県庁
知事 内堀雅雄
法人番号 7000020070009 ウィキデータを編集
所在地 960-8670
福島県福島市杉妻町2番16号
北緯37度45分1秒東経140度28分3.9秒
福島県庁
外部リンク 福島県ホームページ
福島県の位置

福島県行政区画図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキポータル 日本の都道府県/福島県
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福島県(ふくしまけん、: Fukushima Prefecture)は、日本東北地方に位置する広域地方公共団体都道府県)のひとつ。県庁所在地福島市

概要

面積北海道岩手県に次ぐ全国3位、都道府県別の人口は全国21位、人口密度は全国40位である(いずれも2015年10月1日時点の国勢調査および全国都道府県市区町村別面積調による)。

市町村別では概ね、日本海側に面積の4割弱と人口の15%弱が、太平洋側に面積の6割強と人口の85%以上が分布する。

県内は南北方向に延びる山脈・山地によって、地形気候交通歴史などの面に違いが顕れており、3地域に分けられている。すなわちそれらは、越後山脈奥羽山脈とに挟まれた日本海側内陸にあって4割弱の面積に14%あまりの人口を擁する「会津」、奥羽山脈と阿武隈高地とに挟まれた太平洋側内陸にあって4割弱の面積に6割強の人口を擁する「中通り」、阿武隈高地と太平洋とに挟まれた太平洋側沿岸にあって2割強の面積に1/4あまりの人口を擁する「浜通り」である。

これら3地域の地域差が顕著に見られる例を挙げると、近年の「降雪の深さの合計」(冬季の累積降雪量)があり、会津の会津若松市は300 - 400cm程度、中通りの福島市は100cm前後、浜通りのいわき市小名浜は10cmに満たない年が多く[1]、冬季の生活習慣に顕著な影響を与えている。県の広域行政単位は上記3地域をさらに細分している一方、県名以外にも多用される「うつくしま」とのキャッチコピーが県内各地で用いられ、統合のイメージも創られている。

現在の福島県には幕末に、親藩かつ雄藩だった会津藩(23万)があったが、他は親藩・譜代外様の10万石に満たない多数のに分かれていた[2]廃藩置県後の紆余曲折の後、1876年明治9年)8月21日に会津の前身にあたる若松県、中通りの前身にあたる福島県(1876年以前)、浜通りの前身にあたる磐前県の、計3県の合併によって当県が成立した。なお、県名の福島は3県合併によって県庁所在地となった福島町(現・福島市)から採ったものである。また「福島」の名は、福島城として使われたのが最初とされる[3]

当県には1899年(明治32年)に全国7番目、かつ、東北初の日本銀行営業所(後に支店)が開設[4]されるほど鉱工業が発達していた。

県内に一極集中都市(プライメイトシティ)はなく、人口30万人前後の都市が3市あって機能分担している。すなわち、浜通りには、広大な面積を持ち、かつては炭鉱都市であったが現在は臨海工業、漁業、温泉などの観光が集積するいわき市があり、中通りには行政機能が集中し全国有数の果樹地帯を形成している福島市(テレビではNHK福島放送局およびTBS系列TUFフジテレビ系列FTVが所在)、そして、商業・内陸工業地帯となっている郡山市(テレビでは日本テレビ系列FCTテレビ朝日系列KFBが所在)とがある(参照)。また、会津の中心都市で史跡が多く存在する観光都市の会津若松市、中通りにあって古くからの奥羽東北地方)の玄関口であった白河の関がある白河市も重要な歴史都市である。その他、浜通りの相双には漁業と電源立地が、南会津には大内宿重要伝統的建造物群保存地区)を初めとする観光地があり、会津と中通りとにまたがる磐梯朝日国立公園には磐梯高原五色沼猪苗代湖などリゾートエリアも擁する。

地理

東北地方の南部に位置し、面積は 13,782.75km2 で、北海道岩手県に次ぐ全国第3位である。県庁所在地の福島市は、東京から約270km、JR東北新幹線で約90分の位置にある。

東部の阿武隈高地、中央部を南北に縦断する奥羽山脈、北部から西部に連なる飯豊連峰越後山脈の山岳地帯と、それらにより区切られ県中央部を南から北へ流れる阿武隈川地溝帯に連なる盆地群から構成される中通り地方、県東部浜通り地方の沿岸平野部、西部の会津盆地を中心とした会津の3地域に大別される。

地域

地域区分と2020年6月1日推計人口[5]
(推計人口が発表されない自治体は2015年国勢調査速報値[6]で代用)

日本海側


太平洋側

会津
(旧若松県
25.9万人
(14.2%)
5,421km2
(39.3%)
中通り
(旧福島県)
113.3万人
(61.9%)
5,393km2
(39.1%)
浜通り
(旧磐前県
45.1万人
(24.6%)
2,969km2
(21.5%)
会津
234,915人
会津若松市他)

県北
471,712人
福島市他)
相双
112,586人
南相馬市他)

県中
523,526人
郡山市他)
南会津
024,189人
南会津町他)
いわき
337,955人
いわき市
県南
137,916人
白河市他)
福島県の地域区分図

福島県は東西に長い形状をしているが、2つの山地によって浜通り中通り会津の3つの地域に分かれており、天気予報でもこの呼称が使われている。東から順に、太平洋阿武隈高地に挟まれている浜通り、阿武隈高地と奥羽山脈に挟まれている中通り、そして奥羽山脈と越後山脈に挟まれている会津となっている。

地形的に山地で隔てられているために、山越えした地域同士の交流は浅く、気候や文化にも差があり、3地域での同一県として帰属意識は低い。また南北においても城下町として栄えた会津若松を中心とする北会津地方と南会津地方、宿場町だった郡山市をはさんで県北地方と県南地方で歴史の違いや交流が乏しい傾向がある。同様に沿岸部においても相双地方といわき市にもこの傾向があることから、福島県は他県に比較すると一つの県としての統一感に乏しい傾向にある。

以下、人口は2020年6月1日現在の推計人口(福島県の総人口は1,829,644人)。

  • 中通り 1,133,154人
  • 浜通り 450,541人
  • 会津 259,104人

県内は、さらに県庁の出先機関である地方振興局の管内によって7つに分けられている。以下、地方振興局ごとに市町村を記載する。なお、県北の本宮市・安達郡(約3.9万人)が県中に、相双の双葉郡(約1.3万人)がいわきに入るとする地域圏の設定もある。

以下の13市13郡31町15村がある。福島県では、町はすべて「まち」、村はすべて「むら」と読む。東北6県の中で唯一、「ちょう」と読む町が存在しない。

中通り

  • 由来 - 中通りという名称は中山道に由来する。現在の中山道は、徳川幕府江戸を中心として引き直した路線で、京都から加納関ヶ原合戦前の岐阜)、塩尻高崎を経て江戸(戊辰戦争後の東京)に至る路線である。古代の中山道は「東山道」といい、奈良(後に京都)を始点として、岐阜、塩尻、高崎、宇都宮に至り、宇都宮以北が現在の国道4号沿いに北上する東山道(律令制下の道国制の行政区)の主要街道だった。「中山道」という呼称自体が「東山道」の別称である。この縦貫道は中世には奥大道(おくのだいどう)とも呼ばれた。この縦貫道の名称から、福島県中通り地方は古代から中山道(中仙道)と呼ばれ、中世には仙道(せんどう)とも呼ばれた。なお、高崎から東京に至る関ヶ原合戦後の中山道は、元々は「東山道武蔵路」と呼ばれる東山道(中山道)の支路である。武蔵国はもともと東山道の1国であったが、771年(宝亀2年)に東海道に移管された。
  • 気候 - 那須火山帯山麓は豪雪地帯日本海側気候、それ以外の地域は太平洋側気候に属する。北部の福島盆地は典型的な内陸性盆地型気候で、夏は非常に高温になる。南部は那須高原に連なる高原地帯となるとので、北部に比べると低温傾向がある。そのため、中通りでは桜前線が北部から南部に南下して移動する。降雪はあるが、通常は 数cm - 15cm 程度で、30cm も積もれば大雪といわれる。生活面では降雪よりも夜間の路面凍結が深刻である。
  • 文化 - 古来より奥州の玄関口として、街道筋として重要な役割を担った。高度成長期以後は東北新幹線東北自動車道も整備されており、東京まで新幹線で1 - 2時間、自動車で2 - 3時間ということもあり、東京との結び付きも強めている。
  • 中心地 - 北部に県庁所在地の福島市、中部に郡山市、そして南部に白河市の、3極が定立している。
県北地方振興局管内 471,712人

福島広域行政圏

安達広域行政圏

県中地方振興局管内 523,526人

郡山広域行政圏

県南地方振興局管内 137,916人

白河広域行政圏