ぐんまけん
群馬県
榛名山
草津温泉
富岡製糸場
尾瀬
赤城神社
群馬県の旗 群馬県紋章
群馬県旗 群馬県紋章
日本の旗 日本
地方 関東地方
団体コード 10000-5
ISO 3166-2:JP JP-10
面積 6,362.28km2
総人口 1,922,180
推計人口、2021年3月1日)
人口密度 302人/km2
隣接都道府県
県の木 クロマツ
県の花 レンゲツツジ
県の鳥 ヤマドリ
県の魚
県の歌
県民の日
マスコット
アユ
群馬県の歌
10月28日
ぐんまちゃん
群馬県庁
知事 山本一太
法人番号 7000020100005 ウィキデータを編集
所在地 371-8570
群馬県前橋市大手町一丁目1番1号
北緯36度23分26.4秒東経139度3分37.6秒座標: 北緯36度23分26.4秒 東経139度3分37.6秒

群馬県庁
外部リンク 群馬県
群馬県の位置

群馬県行政区画図

― 市 / ― 町 / ― 村

ウィキポータル 日本の都道府県/群馬県
 表示 ウィキプロジェクト

群馬県(ぐんまけん、: Gunma Prefecture)は、日本関東地方に位置する県庁所在地前橋市

栽培・養蚕繊維工業などの伝統産業に加え、畜産野菜栽培・機械工業が盛んで、県北西部は温泉保養地である。利根川上流ダム群の豊かな水量は県内はもとより、東京都を始めとする関東の電力上水道の供給源となっている[注 1][1]。県南東部は都市化が進み、首都圏整備法の都市開発区域に指定され、工業地域を形成している。

概要

群馬県は日本列島内陸東部に位置し、関東地方の北西部を占める。利根川上流域であり県南東部に関東平野、県西部・北部に山地を有し、この山嶺によって日本海側会津信越地方と分けられる。海洋国家である日本において、内陸部に位置する数少ない県である。

2015年平成27年)国勢調査による群馬県の人口は197万3115人で、47都道府県中第19位。2015年(平成27年)全国都道府県市区町村別面積調による県面積は、6362.28km2で、47都道府県中、第21位である。2008年平成20年)度の県内総生産は7兆2216億円であり、世界の過半数の国の国内総生産(GDP) より大きな規模を有している[2]。日本国内で比較すると、47都道府県の中で22位である。一人当たり県民所得は268.9万円である。

名称

「群馬」の2文字が見える古碑・金井沢碑

上代においては「毛野国」(毛の国)を形成し、これを上下に分かち「上毛野国(かみつけぬのくに)」とされ、のちに上野国となる。現在の県域はほぼ上野国と一致し、今でも異称として「上州(じょうしゅう)」「上毛(じょうもう、かみつけ)」を用いることがある。

郷土の風物・人物を詠んだ「上毛かるた」は広く県民に親しまれている。上毛かるたでは毛野国を「しのぶ毛の国二子塚」と詠んでおり、多くの古墳が築かれた古代毛野地域は、東国における有力な文化圏を形成したと考えられている。

「群馬県」という名称は「群馬郡に所在する県庁」を意味する。明治初期の府藩県三治制やそれを前提とする廃藩置県以来、県名の原則は「県庁所在地名」であって県域全体を示す地名を用いるのは少数の例外であり、群馬県もその例に漏れない。群馬という都市や村は明治期には存在しないから、「群馬」が「群馬郡」を意味することは明白である。しかし「群馬郡の中のどの町」を示しているかは明白でない。背景には高崎と前橋が県庁の誘致で対立した経緯があること[3]と、前橋の所属郡が自明ではないことがある。ただし、「群馬県」を最初に設置したときと一旦統合されて再度分離設置したときに、いずれも当初は高崎に県庁を置いていること(#主要年表#明治も参照)から、本来的には高崎を指していると評価することは可能である。

県名の由来となった群馬郡は元は「くるまのこおり」と言い、藤原京木簡では「車」の一字で表記されていたが、奈良時代の初めに全国のの名を二文字の好字で表記することとなり「群馬」と書くようになった(群馬郡#歴史も参照)。群馬は「が群れる」という意味であり、貴重な馬が群れている豊かな土地であった[4][5]。この地方が古くから馬に関係あったことはよく知られている。

ローマ字表記

群馬県が定める正式なローマ字表記は「Gunma」で、現在主流の修正ヘボン式が採用されている。一部の非公的施設名や日本国旅券では旧ヘボン式の「Gumma」が使われており混乱が生じることもある[6][7]

Gumma」というスペルの英語に「梅毒のゴム腫」という意味があることも考慮したものである[8]

外国の地名でも同様ルールに基づいた表記が多数の都市で見られる。デンマーク (Danmark) やミャンマー (Myanmar) 、タジキスタンの首都ドゥシャンベ (Dushanbe) 、ロシアスヴェルドロフスク州州都エカテリンブルク (Yekaterinburg) 、などで正式な英名表記として採用されている。

県民性

赤城山
かかあ天下

群馬県民の気質は、古典的な類型として、口調が荒く短気で熱しやすく冷めやすいが、正直で人情味にあふれ、義侠心が厚く陽気で楽天的であることがあげられる。内村鑑三は上州人を正直で剛毅朴訥の至誠の人と評している[9]上毛かるたに「雷と空風 義理人情」という札があり、こうした上州人気質は、からっ風に代表される激しい気象条件によって形成されたものであると説明される。近年は過疎化の進展によりこうした特質は薄らいでいるが、両毛地域の民謡である八木節音頭にみられる明るさと威勢のよさは、上州の風土と人を端的に象徴しているといえる。

からっ風に次いで、「かかあ天下」が上州名物として知られる。かかあ天下の由来としては、養蚕製糸織物といった産業による女性の経済力の高さがあったと考えられる。2014年平成26年)に、富岡市富岡製糸場など4件が「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録。2015年平成27年)には、桐生市桐生織物会館旧館など12件が「かかあ天下 ―ぐんまの絹物語―」の名で日本遺産に認定された。また、群馬県は一世帯当たりの自動車保有台数、女性の運転免許保有数が日本一多い。

マスコット

県のマスコットは、の姿をした「ぐんまちゃん」で、初代と二代目がいる。

初代ぐんまちゃんは、馬場のぼるのデザインによるもので、1983年(昭和58年)に群馬県で開催された第38回国民体育大会あかぎ国体)のマスコットキャラクターとして登場した。

二代目ぐんまちゃんは、「ゆうまちゃん」の名で、1994年(平成6年)に群馬県で開催された第3回全国知的障害者スポーツ大会(ゆうあいピック)のマスコットキャラクターとして登場した。

2008年(平成20年)7月、東京都中央区銀座に群馬県のアンテナショップである「ぐんま総合情報センター(通称:ぐんまちゃん家)」が開設され、「ゆうまちゃん」が「ぐんまちゃん」を襲名し「二代目ぐんまちゃん」となった。

銀座5丁目にあったぐんまちゃん家は、2018年(平成30年)3月の賃貸契約の満了に伴い[10] 銀座7丁目に移転し、同年6月にリニューアルオープンした[11][12][13][14][15][16]

魅力度

ブランド総合研究所が実施した「地域ブランド調査」では、群馬県の魅力度は47都道府県の中で40位台を推移している。都道府県別集計が始まった2009年平成21年)以来、2017年(平成29年)まで9回の調査で、最下位を含めワースト3入りを5回経験している[17]

地域ブランド調査
群馬県の順位推移
2009年(平成21年) 45位[18]
2010年(平成22年) 41位[19]
2011年(平成23年) 44位[20]
2012年(平成24年) 47位[21]
2013年(平成25年) 44位[22]
2014年(平成26年) 46位[23]
2015年(平成27年) 45位[24]
2016年(平成28年) 45位[25]
2017年(平成29年) 41位[26]
2018年(平成30年) 42位[27]
2019年(平成31年/令和元年) 45位

都道府県単位での評価は高くないが、市町村単位では前橋・高崎・桐生・太田の4市が以下の指標で高評価を得ている[28]